なぜだかわからないけど食後数時間は体調が思わしくない…。
胃カメラでも異常なしなのに胃の具合が悪い…。
そんなあなたの体調不良は『摂ってはいけない油』が原因かもしれません。
こんにちは。川崎市多摩区・稲城市の腰痛・坐骨神経痛専門整体院 Anmin調整院の仲原です。
当院に来院されるクライアントさんのなかには、慢性痛に加えて内臓の不調を抱えている方が結構おられます。
昨年あたりからそんな方々に食事のアドバイスを始めたところ体調が良くなっていくのをみて、改めて食事って大事だなぁと感じました。
・胃カメラでも異常なしなのに胃の具合が悪い
・朝食後だけなぜか胃がムカムカ
『油』の摂り方を変えて健康的な毎日を取り戻しましょう!
摂ってはいけない油の代表格はコレ
皆さん『摂ってはいけない油』と言われたら何をイメージしますか?
お肉の油のような動物性脂肪?
バター?
たしかに食べすぎは良くないですね。
それよりももっと身体に悪いものがあります。
あなたの家の冷蔵庫にもあって毎日のように使っているかも…。
それは、
マーガリン
です。
え!植物性でヘルシーとかカロリーオフって書いてあったけど…⁇
毎朝パンに塗って食べてるけど…(汗)。
ショックを受けた方もいるかもしれません。
嘘つくな!!と怒る方もいるでしょう。
気持ちはわかります。
私もこの数年前まではパンにマーガリンをたっぷり塗って食べてましたから。
これから、なぜマーガリンを避けるべきなのか説明してゆくのでページを閉じずに読んでくださいね。
マーガリンを摂ってはいけない理由
まずは、マーガリンがどうやって作られるのか説明しますね。
マーガリンは大豆、コーン、べに花などを原材料にして作られます。
ここだけ聞くと、使っている材料は植物性だから悪くないんじゃない?と思いますよね。
問題なのはこの油が抽出される過程なんです。
昔は『圧搾法』という方法でしたが、時間がかかり大量生産出来ないために『溶剤抽出法』と言われる方法になりました。
この方法は、
原材料にヘキサンという溶剤を入れてドロドロにしたものを加熱して油を溶け出させる
↓
さらに高圧・高熱下で蒸発させる
という低コストで大量生産出来る方法なのですが、原材料が高温にさらされた時点で酸化してしまいます。
さらに、
トランス脂肪酸
という身体に非常に悪い成分が出来上がります。
トランス脂肪酸には悪玉コレステロールを増やして善玉コレステロールを減らしてしまう働きがあるため、
・動脈効果
・心臓病
になるリスクが高くなります。
さらには、
・アトピーなどのアレルギー
・認知症
・記憶力の低下
・老化を早める
・ガン
などの原因になるとも言われています。
一般的な溶剤抽出法で抽出された油は0.4〜2.2%トランス脂肪酸が含まれていますが、マーガリンは約13%とこの割合が非常に高いです。
脳は60パーセントが脂肪ですし、皮膚なども細胞膜は摂取した脂肪で出来ています。
悪い油を摂り続ければ、免疫機能が正常に働かなくて起きる病気や脳のトラブルが起きる可能性はどんどん高くなります。
そのため、すでに欧米諸国では販売が禁止されていますが日本ではまだ規制がありません。
※2018年以降、アメリカではトランス脂肪酸を含む油脂の食品への使用が原則禁止になりました
マヨネーズやショートニングもマーガリンと同じ
マーガリン以外にも、トランス脂肪酸を多く含む食品があるので、いくつか挙げておきますね。
・ショートニング(ポテト、揚げ物、お菓子、パンなど)
・マヨネーズ
・ファットスプレッド(シュークリームやエクレアなど)
・コーヒーフレッシュ
あなたは一日のうちでここに挙げた食品をどれくらい食べていますか?
口にしない日はない方もいるかもしれません。
※トランス脂肪酸を1日に摂取しても良い量は2g未満と言われています。
マーガリンなどの悪い油を避ける2つの方法
では、どうやってこのような油を避けたら良いのでしょう?
トランス脂肪酸は乳製品やお肉にもごく微量ですが含まれているので、完全にゼロにするのは難しいです。
しかし、以下の2つの方法で摂取量を減らすことは可能です。
①低音圧搾法の油を料理で使う
家庭での料理には、低音圧搾法で抽出された油を選んでください。
溶剤抽出法で作られた油より高額ですが、健康への投資だと考えましょう。
②買い物で成分表示を確認する
面倒かもしれませんが、スーパーやコンビニで食品を買う際に裏面に記載されている成分表示を確認してください。
その中からマーガリンやショートニングとマヨネーズが表示されている商品を除外していきましょう。
最初はこの商品にも入ってるの⁉︎とショックを受けるかもしれません。
私も始めたばかりの頃は「食べるものないじゃん…」とやたら買い物に時間がかかりましたが、少し続けるうちにどの商品を避けるべきかわかるようになってきました。
あなたもや是非ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、
○摂ってはいけない油の代表格はコレ
○マーガリンを摂ってはいけない理由
○マヨネーズやショートニングもマーガリンと同じ
○マーガリンなどの悪い油を避ける2つの方法
についてお伝えしました。
マーガリンは様々な食材に含まれているので、完全に食卓から排除するのは難しいと思います。
ただ、食品を買う際に成分表示をチェックしてからカゴに入れるなどのちょっとした努力で減らすことは出来ます。
より健康的な生活を送れるよう小さな事から始めていきましょう!