砂糖は太るから、ゼロカロリーなら安心!って人工甘味料(合成甘味料)の入ったものをたくさん摂っていませんか?
実はそれ、逆効果ですよ!
今回の記事は人工甘味料の摂りすぎが身体にどんな影響を与えるか、どれを摂取しないように注意すれば良いかををまとめました。
・ゼロカロリー食品をよく買うが、一向に痩せる気配がない
・ゼロカロリー食品にしてからどうも体調が良くない気がする
甘味料とは?
まずはじめに甘味料とは一体何でしょう?
甘味料とは食品に甘みを加えるもので、スーパーで買う食品の成分表示を確認すると、添加物として表記されています。
甘味料にも、
①天然甘味料
②合成甘味料
の2種類があり、今回取り上げるのは②の合成甘味料についてです。
合成甘味料とは?
合成甘味料とは、自然界に存在しない成分を人工的に作った甘味料のことを言います。
砂糖よりもカロリーが低くてコストを低く抑えられるので、
清涼飲料水アルコール飲料、お菓子などによく使用されています。
合成甘味料の主な3つのデメリット
安くて便利な合成甘味料ですが、実は健康を害する危険性があると言われています。
主なものを3つ挙げると、
①味覚が狂う
②麻薬以上の依存性がある
③ホルモンに影響を与えて脂肪を蓄積しやすくする
です。
一つずつ説明してゆきますね。
①味覚が狂う
以前は甘くて美味しい!と一口二口で満足していたお菓子が何回も食べているうちに物足りなくてもっと欲しくなった経験はありませんか?
これは味覚が甘みに慣れてしまったからです。
人工甘味料は砂糖の数百倍も甘いので、販売用に薄められているとはいえ、日常的に摂取すると甘みに対する感覚が鈍ってしまいます。
結果的に以前よりももっとお菓子が食べたくなって太ってしまうことになります。
②麻薬以上の依存性がある
美味しい物を食べて幸せな気分になった時、人間の脳ではドーパミンが分泌されて快楽を感じています。
人工甘味料のもたらす強い刺激はドーパミンの分泌をコントロール出来なくさせて依存性に陥りやすくなります。
その依存性はコカイン以上だと言われています。
怖いですね…。
③ホルモンに影響を与えて脂肪を蓄積しやすくする
糖質の摂りすぎは太る!と言われてますが、これは糖分を摂ることで上がった血糖値を下げるために分泌されるインスリンに脂肪を蓄える働きがあるからです。
ならば、カロリーゼロの人工甘味料を使えばいいじゃないか!と思うかもしれませんが、そうは上手くいかないんです。
なんと…、カロリーゼロの合成甘味料を摂るとインスリンが分泌されることがわかっています。
ゼロカロリー!だから大丈夫でしょ!なんて人工甘味料の入ったドリンクをガブガブ飲んでいたら以前よりも太ってしまったなんてことになりかねないので注意しましょう。
合成甘味料で避けるべきもの
合成甘味料の中でも有害、または安全性がはっきりしないと言われているのは以下のものです。
・アスパルテーム
・アセスルファムカリウム(K)
・サッカリン
・スクラロース
・ネオテーム
これらが含まれている商品はなるべく避けたほうが良いでしょう。
参考元:カロリーゼロにだまされるな 本当は怖い人工甘味料の裏側, 医師 大西睦子, ダイヤモンド社, 2013, 194p
まとめ
ここまでのお話をまとめると、
○甘味料とは?
○合成甘味料とは何だ?
○合成甘味料を摂ることによって起こる3つのデメリット
○合成甘味料の中でも避けるべきもの
でした。
もし、今この記事を読んでくれたあなたが、
「人工甘味料って便利でヘルシーだと思っていたけど、実はそうじゃないのね…」
と思われたなら、食品を買う際に記事内で挙げた合成甘味料が含まれていないかチェックして買い物されることをおススメします。^_^