歩くと膝の裏側が痛い…。
しゃがんだ状態から立ち上がろうとするとひざの裏側が突っ張って痛い。
正座をしようとすると膝の裏側に何かはさまったような感じがする。
そんなあなたの膝の裏側の痛みは膝の裏側にある『半膜様筋』という筋肉が固くなって痛みを引き起こしているからかもしれません。
今回の記事では、ひざの裏側の痛みを緩和させるストレッチを動画付きで解説してゆきます。
こんにちは。川崎市多摩区・稲城市の整体院Anmin調整院の仲原雅幸です。
当院にもひざの裏側の痛みでお悩みの方はたくさん来院されます。
○しゃがんだ状態から立ち上がろうとするとひざの裏側が突っ張って痛い。
○正座をしようとすると膝の裏側に何かはさまったような感じがする。
セルフケアの方法を覚えて実行することで、今までなかなか取れなかった痛みを緩和してもらえたらと思います。
それではまいりましょう!
膝の裏側が痛い原因とは?
・まずは筋肉の過緊張を疑ってみて
ひざが痛み始めると、ひざの中に何か問題が起きているのではないかと心配になりますよね。
テレビなどで健康に関する番組をみる機会が多いと『変形性膝関節症』や『軟骨がすり減る』という言葉が頭に浮かぶかもしれません。
不安に駆られることもあると思いますが、私がひざが痛む方を施術していて感じるのは、
ひざの痛みの多くはひざの周りの筋肉の緊張から始まることが多い
ということです。
ひざの周りの筋肉が固くなってうまく動かなくなることで痛みを引き起こしているんです。
なので、固くなった部分をしっかり緩めてあげればひざの痛みは和らいでゆきます。
では、ひざの裏側が痛い場合、どの筋肉が固くなって痛みを起こしているのでしょう?
・ひざ裏にある筋肉(半膜様筋)の緊張
ひざの裏側の痛みの正体は半膜様筋という筋肉が固くなって起こっています。
(ひざを後ろ側からみた画像です)
この筋肉はひざを曲げる時によく働く筋肉で、負担がかかると緊張して痛みを起こしやすい箇所です。
この半膜様筋は内側の半月板や、
(ひざを後ろ側からみた画像です)
関節包という関節を覆う膜にもついています。
半膜様筋が固くなってうまく動かなくなると、動作のたびに必要以上に半月板を引っ張って負担をかけることになり、長期的にみると膝の関節のトラブルの原因にもなります。
なので、これらの筋肉は柔軟にしておく必要があるんですね。
では、これからひざの裏側の痛みを緩和させるためのストレッチを動画で解説
しますね。
わずか30秒!どこでも出来る膝の裏側の簡単ストレッチ
※早く楽になりたい!と焦って痛いのを我慢して無理に伸ばすことは避けてください。悪化する可能性もあります。
ストレッチはゆっくり心地良い程度が基本です。
自分だけの力では長期戦になる可能性も!専門家の手を借りてみよう
今回の記事で取り上げたひざの裏側の痛みはある程度までは自分で対処できます。
しかし、ストレッチやセルフマッサージではなかなか楽にならない場合は長期戦になる可能性が高いですし、孤独です。
次第にケアを継続する気力が失せてしまいかねません。
そうならないためにも一度専門家の力を借りてみてはいかがでしょうか?
そのほうが良くなるまでの時間も短縮出来ますし、何より相談出来る相手がいることで安心感が生まれます。
当院は施術に入る前にしっかりとカウンセリングを行いますし、痛みを起こしている原因をしっかり探します。
施術も決して強引に叩いたり引っ張ったりせず気持ち良い加減で行うのでリラックスして眠ってしまう方も多いです。
こんな場合は病院へ!ストレッチや手技療法では対応しきれない症状
ここまでは、自分でひざの痛みを和らげる方法と手技療法の力を借りることをお伝えしてきましたが、
ひざの痛みの中でもストレッチや手技療法では対応しきれないものもあります。
・ひざの中で『ブチッ』、『バリッ』というように何かが壊れた音がした
・日を追うごとに痛みが強くなる、腫れてくる
・じっとしていても痛い
・動かそうとすると『ゴリッ』、『ガツッ』と引っかかる感じがする
以上のような症状がある場合は、怪我や関節の変形などの可能性が考えられるので、我慢せずに必ず病院で診察してもらってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ここまでのお話をまとめると、
〇ひざの裏側が痛い原因とは?
・まずは筋肉の過緊張を疑ってみよう
・半膜様筋の緊張
〇簡単30秒!どこでも手軽に出来るひざ裏ストレッチ
〇自分だけの力では長期戦になる可能性も。専門家の手を借りよう
〇こんな場合は病院へ!ストレッチや体操、手技療法では対応しきれない症状
もしこの記事をご覧になったあなたが、
「最近歩いているとひざの裏側が張るようになってきた」
「正座するとひざの裏側に何かはさまったような感じがする」
「湿布や電気マッサージもやってみたけど、あまり楽になる感じがしない」
という状況でしたら、一人で悩まずに気軽に当院に相談してくださいね。