パソコン仕事で根を詰めるとこめかみや頭の横が締め付けられたようにジワジワ痛む…。
周囲に気をつかったり、緊張・集中して作業していると顎の周りが固くなってきて肩こり、頭痛が…。
そんなあなたの緊張型頭痛には顎の噛み締めが原因かもしれません。
噛み締めに関与する筋肉を自分でゆるめることで、緊張型頭痛を緩和することは可能ですし、習慣化させることで予防にもなります。
今回の記事では動画解説付きでその方法をお伝えしてゆきますね。
こんにちは。川崎市多摩区・稲城市の整体院Anmin調整院の仲原雅幸です。
当院にも顎の噛み締めからくる緊張型頭痛でお悩みの方が来院されます。
○ストレスのたまる状況が続くと、顎の周りが固まるような感覚になり、肩こりまでしてくる
○今のところ頭痛薬に頼り切りなので、他にも緩和・防止の方法を知りたい
緊張型頭痛の原因となる筋肉をゆるめて憂鬱な痛みとサヨナラしましょう!
なぜ緊張型頭痛が起きるのか?
まずはじめに、緊張型頭痛がどのように起こるのかを説明します。
緊張型頭痛でお悩みの方のお話を聞くと、
・頭が締め付けられるような感じ
・こめかみの辺りがジワジワと痛む
・頭だけでなく顎の周りが固くなってくる
と言われる方がほとんどです。
これには顎の筋肉(咬筋)と側頭部の筋肉(側頭筋)の緊張が大きく関わっています。
試しに手のひらで顎と側頭部にそっと当ててぐっと噛み締めてみてください。
顎と頭の両側の筋肉に力が入るのがわかりましたか?
噛み締めによって咬筋と側頭筋が常に緊張状態になると、ゆるみづらくなり、こめかみにある動脈を圧迫するようになります。
血管が圧迫されると組織が酸欠状態になるので、血管を拡げて酸素を取り込むために発痛物質が出ます。
これがジワジワくる痛みの正体です。
噛み締めが起こりやすいのはどんな時?
では、噛み締めはどんな時に起こりやすいのでしょう?
①ストレスがかかった時
人体はストレスがかかった時に防御反応として筋肉を収縮させます。
ぐっと力を入れて身構える状態ですね。
人によって程度の差はありますが、
・人間関係でのストレス
・集中して作業する必要がある
・重い物を持つ
以上のような場合が多いと思います。
その際、顎と側頭部の筋肉に力が入っています。
②頭(顎)を前に突き出した姿勢(猫背)
頭を前に突き出した姿勢になると、同時に顎が前に出ます。
顎が前に出ると、顎に付いている筋肉は骨がずれないように収縮して引き戻そうとします。
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この姿勢が長引くと顎の筋肉が常に緊張することになります。
現代はデスクワークでパソコン仕事が主だったり、スマートフォンの普及によって頭が前に出た姿勢でいる時間が増えたので、意識的して良い姿勢を保つようにしていかないと、頭痛になりやすいと言えます。
③就寝中
就寝中にも噛み締めは起こります。
朝起きたらなぜか顎の周りが固くなって開けづらいという方は少なくないでしょう。
しかし、噛み締めが良くないのはわかっていても、ストレスをゼロにすることは不可能ですし、良い姿勢を維持することは大切でも1日中は疲れてしまいます。
就寝中も眠っているのですから噛み締めをやめることは難しいですよね。
それは、歯科医院で噛み締めが強い方への対応策としてナイトガード(マウスピース)以外の方法をあまり聞かないことからもわかります。
だとすると、日中のケアをまめに行うことがより重要になってきます。
・噛み締めていることに気づく
・緊張しきった筋肉をゆるめる
以上の2つを意識して行うことで頭痛の緩和・防止になります。
これから顎の筋肉をゆるめる方法を動画で解説しますので、参考にしてくださいね。
就寝中とは違い日中は心がけ次第で噛み締める回数を減らすことが出来ますし、噛み締めて顎と側頭部の筋肉が固くなったとしてもケアすることが可能です。
簡単60秒!顎ストレッチで頭痛解消!
※顎の筋肉をギュッと抑えつけたりゴリゴリほぐしたりするのは逆効果ですので、あくまで気持ちよくゆったり行ってください
※万が一痛みが生じた際は無理せず中止してください
専門家の力を借りる
もし、先程の動画をみて試してみたけれども、
・あまり効果がない
・筋肉の触り方や触る場所がわからない
そんな場合は専門家の力を借りる必要があります。
専門家であれば場所も強さも的確に触れますし、患部だけでなく身体全体のバランスを確認して必要な施術を行うことが出来ます。
当院は筋肉や骨盤・背骨の調整はもちろん、ツボや経絡といった東洋医学的な施術も行うためより根本的なアプローチが可能です。
無理に背骨を矯正したりゴリゴリ力任せのマッサージは決して行わないので安心して施術を受けられます。
まとめ
いかがでしたか?
ここまでのお話をまとめると、
○頭痛の原因は噛み締めによる顎の筋肉頭の横の筋肉(側頭筋)の緊張によるもの
○噛み締めが起こりやすい時
○就寝中の噛み締めをやめたりは難しいので、日中のケアが超重要
○顎と頭の筋肉をゆるめる超簡単ストレッチ
○自分ではうまくいかない場合は専門家の力を借りよう
もし、今のあなたが、
「噛み締めている自覚はあるけど、自分で顎や頭の筋肉をゆるめるのは難しい」
「雑誌やテレビ、無料動画を参考にしてはみるもののうまくいかない」
という状態でお悩みでしたら、1人で悩まず気軽に当院に相談してくださいね。