仰向けに寝ると腰が痛むのはなぜ?原因と効果的な3つのストレッチを腰痛専門の整体師がご紹介します!!

横向きに寝ている時はそうでもないが、
仰向けになるとなぜか腰が痛む…

そんなあなたの腰痛は3種類のストレッチと日常生活でのちょっとした工夫で防ぐことが可能です。

こんにちは。川崎市多摩区・稲城市の腰痛専門整体院Anmin調整院の仲原雅幸です。

当院にも仰向けで寝ると腰が痛みやすいからなんとかしたいという方が来院されます。

この記事はこんな症状でお悩みの方に向けて書いています
○仰向けで寝ると腰が痛くなってくる。横向きに体勢を変えると楽になる
○猫背で腰痛持ち
○反る動作が苦手

本来、仰向け寝は就寝の際の基本的な姿勢です。

背骨や骨盤、関節に負荷が無理なくかかるからです。

頻繁に寝返りを打って姿勢を変えて最終的にはまた仰向けの姿勢に戻るのがその日の疲れを取り身体を回復させるのに一番理想的と言えます。

しかし、仰向けで腰がつらいと横向きの姿勢を取らざるを得ません。

朝目覚めても身体が強張って疲れが取れていないのが現状でしょう。

 

 

なぜ仰向けで寝ると腰が痛くなるのか?

では、なぜ仰向けで寝ていると腰が痛むのでしょう?

それは、

腰が過剰に反って腰の筋肉に負担がかかっているから

です。

以下の項目に当てはまる方は『反り腰』になっている可能性が高いです。

・仰向けに寝ると腰が浮いた感じがしてどうも落ち着かない
・同じ枕なのに以前よりも低く感じて、高くしないと眠りにくい

いかがでしたか?

立った状態で簡単に『反り腰』かどうか判断出来る方法がありますので、確認してみてください。

 

あなたは『反り腰』?立ったまま出来る簡単チェック方法

まず、頭、お尻、背中をピッタリ壁につけて立ちましょう。

壁と腰のすき間に手を入れてみて簡単に入るようであれば腰が反りすぎています。

 

『反り腰』になってしまう3つの原因

ではなぜ『反り腰』になってしまうのでしょう?

腰が過剰に反ってしまう原因としては 3つあげられます。

①お腹の奥(腸腰筋)の緊張
②前ももの緊張
③背中の緊張

1つずつ説明してゆきますね。

①お腹の奥(腸腰筋)の緊張

お腹の奥には大腰筋と腸骨筋(合わせて腸腰筋)という筋肉があり、姿勢の維持、股関節を曲げる(脚を引き上げる)、身体を安定させるという重要な役割を担っています。

この腸腰筋が硬くなってしまうと、 腰が引っ張られて 反った状態のまま寝ることで腰が痛くなるのです。

腸腰筋はデスクワークで座りっぱなしの時間が長く動かさないでいると固くなりますし、肉体労働で酷使して疲労しても硬く縮むことになります。

筋肉は使い過ぎても使わなさ過ぎても硬くなる性質があります。

特に、まっすぐ立った姿勢で『反り腰』になっている方はすでに腸腰筋が固くなっている可能性が高いです。

②前ももの緊張

前ももが緊張したままになると、脚をまっすぐ伸ばそうとしても筋肉が縮んでいるのでうまく伸びてくれません。
そうなると、腰を反らせて動作をするようになるので腰に負担がかかってしまうのです。

 

③背中の緊張

猫背が癖になって身体が固まってくると、仰向けで寝たときに首や腰が浮いた状態になってしまいます。

この時も腰は『反り腰』になっています。

「最近、枕を高くして寝ないと落ち着かない」

「上を向いて寝ると腰が浮いている感じがする。以前はこんなことなかったんだけど…。寝具が悪いのかなぁ」

という経験ありませんか?

それは『猫背』が当たり前になって身体が固まってきている証拠なので要注意です。

 

寝具をかえたり仰向け寝をやめるだけでは根本的な解決にはなりません

仰向けに寝ていて腰が痛くなってきた場合、横向きに寝て体勢をかえると腰の痛みは楽になるでしょう。

ですが、そのまま横向きのままでずっと寝ているわけにはいきません。

横の向きのままでいると 体が歪みやすくなりますし 肩がすくんだ状態になるので肩こりや首こり背中のこりの原因にもなりえます。

それに本来人間は寝返りを打つことで体の歪みを整えたりしています。

子供がバタバタと寝返りを打つのを見ることがあると思います 。

ああすることで同じ姿勢を取って体が固定されるのを防いで身体を整えているのです。

また、

・寝具をかえる
・腰や首、ひざの間にクッションや畳んだタオルを挟む

などの方法もありますが、

・腸腰筋
・背中
・前もも

は固いままですから、根本的に問題が解決したわけではありません。

原因になっている筋肉の緊張を緩めて反り腰になりにくい身体にかえてゆく必要があります。

これからお伝えするストレッチで筋肉を緩めて根本的に解決してゆきましょう!

 

3つの『反り腰解消ストレッチ』で仰向けでの腰痛を解消しよう!

 

※早く楽になりたい!と焦って痛いのを我慢して無理に伸ばすことは避けてください。悪化する可能性もあります。ストレッチはゆっくり心地良い程度が基本です。

 

まとめ

いかがでしたか?

今までのお話をまとめると、

○仰向けに寝ると腰が痛くなるのは『反り腰』が原因
○反り腰になるのは、
 ①腸腰筋
 ②前もも
 ③背中
 が緊張しているから
○寝具をかえたり仰向け寝をやめるだけでは根本的な解決にはならない
○3つの『反り腰解消ストレッチ』で仰向け寝での腰痛を解消しよう!

もし、この記事と動画をご覧になって、「ここの部分がよくわからない」といった疑問や質問があれば『ご予約・お問い合わせ』フォームから遠慮なくメッセージをお送りください。

また、

「ストレッチや体操では症状が解消しきれない」
「動画の体操やストレッチで楽にはなるけど、やっぱりプロの手で施術してもらいたい」

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きっとお役に立てるはずです。

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ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして。 川崎市、稲城市の整体院Anmin調整院の仲原です。 私自身が10代から腰痛で悩んだことから身体の構造や不調を和らげる方法に興味を持ち、整体を学びました。 現在は経絡・ツボ・骨盤・背骨の調整などの施術で慢性的な不調にお悩みの方々と日々向き合っております。